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臨床准教授:櫻井晶先生のご紹介~言語聴覚士として3つの転機

臨床准教授の櫻井晶先生をご紹介します。

ご出身は?

 長野県佐久市です。北に浅間山、南に八ヶ岳と標高が700mあるところです。

STを目指した理由は?

 私は、高校時代に「特別支援教諭(当時:養護教諭)」か「リハビリテーション職」の進路で迷っていました。高校3年生の頃に第1回言語聴覚士国家試験があり、これから需要が増える職種としても注目されて、子供から大人まで広く治療が行えるということでSTを目指しました。

STとしてのご経歴は?

STとしての転機①[新人時期]

 新人言語聴覚士として、長野県にある総合病院に勤務しました。ある日、私の母親が脳梗塞となり、実家へ向かう車の中で、もし「失語症になったら」、「高次脳機能障害になったら」、誰に相談しようと考えていました。今思えば2・3年目だったので当然なのですが、1人の言語聴覚士として自分が担当している患者さんに申し訳ない気持ちとなり、その日を機に大学院でさらに勉強して臨床に戻る事が目標となりました。

STとしての転機②[大学教員時期]

 大学院では、「高次脳機能障害」や「摂食・嚥下障害」を中心に学び、修士課程を修了した後に、学部の助教として、言語聴覚士養成と研究に携わる事となりました。

 当時の専攻長から「小児分野」での教育・研究者が少ないという事で小児を専門的に行うように勧められ、「小児分野」にも精力的に取り組むようになりました。

 そして知りました。私は、軽度のLDとASD気質がある事を…。

STとしての転機③[事業所立ち上げ時期]

 大学の助教としての任期も終えて、新潟県の総合病院で臨床業務を再開しました。多くの医療従事者と出会い、沢山の患者様にもお世話になりました。その中で、地方の総合病院では小児のリハビリテーションは月1回が限度でした。その時、「小児リハビリテーションを村上市でも頻回に受けられるようにしたい」と思う様になりました。そこで、同じ志を持ったPTと一緒に「こども発達支援所はる」を立ち上げることとなりました。

 今は、言語聴覚士業務をしながら、事業所を経営しております。

メッセージ

在学生へ

 新潟医療福祉大学の学生には、毎年、実習に来ていただき感謝しております。実習施設のスーパーバイザーとして言語聴覚士が素晴らしい職種である事を伝えて行ければと日々思っております。コミュニケーションの専門家を目指す学生です。沢山の人と出会い、その出会いを大切にしてください。

高校生へ

 こどもは、健康に産まれて来る事が当たり前ではありません。保護者に寄り添い、こどもへの支援で出来なかった事が出来るようになった瞬間は本当に感動します。どんな子でもコミュニケーション支援は必要です。小児の支援に興味ある方は、言語聴覚士を目指してみて下さい。

先生は,第23回言語聴覚学会で座長も務められました。

先生の授業の紹介

櫻井先生の授業の課題の一つです。
授業で練習した検査です。

ST kouhouがお送りしました。

STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language-Hearing Therapistsの略です。

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より