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本学科の魅力①実践的に学べる施設:新潟リハビリテーション病院(もの忘れ外来)

こんにちは。STkouhouです。

以前のブログ記事で,本学科の魅力である実践的に学べる施設として,言語発達支援センターを紹介しました。

言語発達支援センターの記事はこちら

言語発達支援センターは小児の臨床を目的とした施設ですが,本学には成人の臨床を対象とした関連施設もあります。

それが今回紹介する新潟リハビリテーション病院です!

新潟リハビリテーション病院は,本学と同じ法人の施設になります。

2年時の見学実習や3,4年生時の臨床実習先であり,本学科教員の今村徹教授大石如香准教授内山信講師の臨床活動の場でもあります。

今村先生
大石先生
内山先生

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大石先生の紹介はこちら

内山先生の紹介はこちら

このうち,今村先生と内山先生の卒業研究ゼミでは,新潟リハビリテーション病院のもの忘れ外来の臨床活動をもとに,卒業研究をまとめています。

新潟リハビリテーション病院でのゼミ活動
実際の患者さんを対象に学習します

もの忘れ外来とは,主に認知症の患者さんを対象とする診療科です。今村先生は週に3回,もの忘れ外来で診療業務を行っています。

そこで今村ゼミの学生に,新潟リハビリテーション病院でのゼミ活動についてインタビューしました!


ー現在は実習の準備と並行して,卒業研究を進めているのですか?

はい,おおまかなテーマが決まってきました。現在は卒業研究で使用するデータをまとめているところです。

ーコロナの流行のため,現在は病院に行くのは難しくなっているのでしょうか?

はい,現在は学生が患者さんやご家族とお会いすることは制限されています。

以前は病院に行き,臨床場面の見学をさせていただいていました。

ー具体的にどのようなゼミ活動をしていたのでしょうか?

最初は患者さんの初めての診察を見学します。その後自分が担当する患者さんが決まりましたら,その方の神経心理検査を2回にわたって見学します。その後カンファレンス(会議)や医師による病状説明の場面も見学します。

初診から病状説明まで約4週間あり,その間週に1-2回の頻度で病院に行きました。

ー初診はどのような流れで行われるのですか?

最初に医師の問診や認知機能検査が行われます。問診はだいたい1時間かかります。そのあとは言語聴覚士などコメディカルの職員が,CDR(Clinical Dementia Rating; 認知症の重症度評価)やNPI(Neuropsychiatric Inventory; 精神症状の評価)を行います。

ー神経心理検査とはどのような検査を行うのですか?

記憶や注意機能など,認知症で低下しやすい機能を多角的に評価するADASという検査や,FABという前頭葉の機能をみる検査などです。

臨床実習の準備で忙しい中,インタビューに応じていただきました。

ー最初は緊張しましたか?

はい,初めて病院に行ったときはまだ3年生時の臨床実習に行く前でしたし,リハビリテーションでなく医師の診察場面を見学するという状況に緊張しました。診察では患者さんだけでなくご家族もいらっしゃいますし。

でもおかげで病院という場に少し慣れましたし,3年生時の臨床実習で認知症の患者さんの症状をみて,症状の背景にある障害を予想することができました。

ーゼミ活動での経験が臨床実習に活かせたのですね!

病院でゼミ活動を行ったことで,他に良かったことは他にありますか?

やはり学生のうちから臨床現場を経験できることは大きなメリットだと思います。大学の4年間で,臨床実習以外で臨床現場に行く機会は多くありません。

また,自分で考える力が身に着いたことも大きな収穫でした。初診の見学をしたときからメモを取り,患者さんの症状にはどのような障害が影響しているのか考え始めます。今村先生からヒントをいただいてさらに考え,障害の予想を立てます。その後検査を見学して障害の予想と検査での所見が合致しているか考えます。最後にカンファレンスに参加し,問診や検査から明らかになった評価のまとめを聞くことで,症状と障害が結びつき,障害への理解が深まります。

さらに,コメディカルの先生方の多様な臨床場面を見学できたことも,今後に非常に役立つと思います。特に患者さんの緊張をほぐし検査に協力していただくためには,検査を開始する前に少し会話をするなど工夫が必要です。

コメディカルの先生方が行う,検査導入へのいろいろな方法を見学できましたので,それらを自分の臨床に取り入れていきたいと思います。

ーそれは大きな収穫ですね!

新潟リハビリテーション病院の患者さんデータをまとめる卒業研究は,学術誌に論文として掲載されることがあるそうですね!

そうなんです。卒業研究が論文化されるのは本当にすごいことだと,4年生になってから改めて実感しています。9月の提出に向けて,卒業研究を頑張っていきたいと思います!!


インタビューにご協力いただきありがとうございました!

臨床実習以外で病院の臨床を経験できることは,学生にとって実践的な学びにつながります。

それが実現できるのは,教員が臨床活動を行っている関連施設を持つ本学ならではです!

ぜひ本学科への進学をご検討ください!!

言語聴覚学科の紹介はこちら